刺身にわさびを付ける理由について

スーパーなどで販売されている刺身には、わさびが付いています。
どうして、わさびを付けるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は理由がいくつか存在します。
今回は、刺身にわさびを付ける理由について説明させていただきます。

刺身にわさびを付ける理由

抗菌作用

わさびは、細菌・カビ・寄生虫の繁殖を抑える作用があります。
刺身と一緒に食べられたのは江戸時代後期です。

刺身の風味を引き出す

わさびの辛さにより、刺身の風味を引き立てます。
また、生臭さの原因として知られているトリメチルアミンを打ち消すことができます。

わさびの種類

生わさび

すりおろした生のわさびを指します。
辛味を引き出すためには、円を描くようにゆっくりすりおろすことが大切です。

粉わさび

粉わさびは粉末状にしたわさびを指します。
水を加えた後、練ってから使います。
使う分だけ作ることができるため、長期に渡って保存するのに適したわさびです。

刺身を食べる際の注意点

わさびの辛味成分は揮発性です。
醤油に溶いてしまうと、風味が損なわれてしまうので注意しましょう。

まとめ

刺身にわさびを付ける理由として、「抗菌作用」「刺身の風味を引き出す」が挙げられます。
わさびの種類によって特徴が異なるので、刺身を食べる際は一度チェックしましょう。